アタリのない数字をどう推定するか?
コンサル試験や就活で必ず出てくる思考法、フェルミ推定。
フェルミ推定とは、「正確なデータがなくても、前提を分解し、大まかな数字を論理的に導き出す技術」のことであります。
まったくアタリのない数字を推しはかることで大体の肌感を掴む、これはビジネスの現場でもヒジョーに有効です。
ただ、「日本にピアノ調律師は何人いるか?」なんて有名な例題がありますが、正直そんなこと聞かれても、まったくピンと来ない。
SM調教師ならまだしも、日常生活でピアノ調律師に出会う機会なんて、ほぼゼロなわけです。
ではどうするか。私は断言します。
フェルミ推定を一番わかりやすく説明できる題材は――おっぱいです。
フェルミ推定、またの名をOppai Estimation
アナタも普段、毎日のようにフェルミ推定をしているじゃないですか。
では、早速やってみましょう。
問題:「あのオンナノコのカップサイズを推定せよ」
- 全体分布を押さえる
日本人女性の平均はB〜Cカップ。そこを頂点に描くまるでおっぱいのような正規分布。
ここからスタート。 - 条件を観察する
身長、体格、服装。タイトなトップスか、ゆるいニットか。
服の素材感すらヒントになる。 - 経験知で補正する
過去の観察データ――「似た体型のあの子はDだった」――などを参照し、推定精度を上げる。
盛られている可能性もすべて考慮する、もうオレはダマされない。 - 結論を出す
「この子はCカップ。誤差±0.5カップ。Final Answer」
数字はざっくりでも、根拠が明確なら推定として成立する。
これがフェルミ推定、いやOppai Estimationの思考法。
五感と頭の中をフル活用してまだ見ぬあの子のおっぱいカップ数を探る。
ピアノ調律師よりも、よほど実感を伴うトレーニングを、アナタも毎日やっているのであります。
ビジネスへの応用
Oppai Estimation がただの冗談で終わらないのは、ここに推論の筋道を立てる力が宿るからです。
フェルミ推定の本質は「限られた情報から構造を見抜き、数字のあたりをつける」こと。
これはビジネスシーンでもそのまま活きるのです。
市場規模の推定
「この商品はどれくらいの人が使うか?」を考えるとき、全人口から年齢・性別・所得層を切り出す。
これはちょうど「この街に何人の女性がいて、そのうち何割がCカップか」を推定しながらカップ数を当てに行く流れと同じ。分母を構造的に切っていくことで、現実的なオーダー感に近づける。
需要予測と成長性の判断
「この商品がどれくらい売れるか」を見積もるとき、単に購入者数だけでなく「利用頻度」や「単価」を掛け合わせる。
おっぱいなら「Fカップに出会える確率 × 出会いの回数」で期待値を出す。
数字遊びではなく、確率と頻度のかけ算でリアリティを出すのが肝。
「Gカップのオンナノコしかキョーミなし」なんて言っているアナタ、まずはその市場規模を推定してみてはいかがか。
右脳的なセンスや直感に頼らず、左脳的に構造を立てて数字を出す。
これがフェルミ推定=Oppai Estimation の真髄です。
誤解しやすいポイント
フェルミ推定は「ピタリと正しい数字を出すこと」が目的ではありません。
狙いは「考え方を示すこと」「論理の筋道を見せること」。
推測した数字が少しずれていてもいいんです。
推測に至るまでの思考プロセスや大体の肌感を掴んでイメージできること、が大事。
これは Oppai Estimation も同じ。
AカップかBカップかを当てるのではなく、どういう観察や前提からその推定に至ったのかが重要なわけです。
だって、プロセスそのものがなにより楽しいじゃないですか。
まとめ(真面目に)
- フェルミ推定=前提を分解して大まかな数字を論理的に導く思考法
- おっぱいのカップ推定は、観察・仮定・経験則で数字を出す訓練になる
- ビジネスでは市場規模や需要予測など、アタリのない数字の規模感や構造を紐解くのに重要
フェルミ推定の本質は、まだ見ぬ未知を解き明かすこと。
Oppai Estimation の本質もまた、まだ見ぬ乳を解き明かすこと。
そう断言しても、私はまったく恥じないのです。
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